2026.05.18レポート

CHILL CLASSIC CONCERT -BEST SELECTION 2026- YOKOHAMA 公演レポート

ゴールデンウィーク中の5月5日(火・祝)・6日(水・祝)の2日間、「CHILL CLASSIC CONCERT -BEST SELECTION 2026-」横浜公演が開催されました。
会場は、今年で4度目となる横浜武道館。
チルクラシックの中でも特に“演奏者との距離が近い”会場として親しまれている横浜武道館公演。 今回は、そんな横浜武道館ならではの魅力を中心に、公演の様子をお届けします。
武道館1

<横浜武道館ならではの「センターステージ」>

横浜武道館公演最大の特徴は、なんといっても“センターステージ”。
オーケストラを囲むように360度座席が配置され、演奏を間近に感じられる特別な空間となっています。
演奏者の息遣いまで感じられる人気のビーズクッション席はもちろん、横浜武道館ならではの配置のハンモック席も。 ステージ後方から演奏を楽しめるだけでなく、普段は背中を見ることの多い指揮者を正面から見ることができる、特別な体験を味わえます。
センターステージから四方へ広がるキャンプライトの灯りも印象的で、まるでテントの中でオーケストラを聴いているかのような、リラックスした空間が広がっていました。
武道館2
横浜武道館 ハンモック席からの眺め

<5年間の歴史が詰まった“BEST SELECTION”>

1. 「CLOSE TO YOU〜セナのピアノII〜/DEEPER AND DEEPER/LA・LA・LA LOVE SONG」メドレー 2. 愛唄 3. パッヘルベルのカノン 4. 楓 5. きらり 6. 蕾 7. Hello,Again~昔からある場所~ 8. 奏(かなで) 9. Sign 10. Pretender  11. 花 12. 夜空ノムコウ 13. 若者のすべて 14. Tomorrow never knows
2021年冬からスタートしたチルクラシックコンサート。 今回の“BEST SELECTION”は、これまでの5年間を詰め込んだ、まるでベストアルバムのようなプログラムとなりました。 それぞれが自由なスタイルでオーケストラを楽しめるのもチルクラシックの魅力ですが、ぜひ注目していただきたいのが、アレンジャー中山博之さんによる「楽曲アレンジ秘話」。 プログラムごとに公開されている「楽曲アレンジ秘話」には、編曲への想いや、楽曲をどう届けたいかという考えが綴られています。 中山さんがアレンジ秘話でもすべてを語り切らないのは、“最後は会場でのオーケストラの演奏とその場のお客様で完成するもの”という想いがあるからこそ。 そんな背景を知ってから聴くことで、また違った楽しみ方ができるのも本公演の魅力です。

<楽曲ごとに変化する景色>

90年代の大人気ドラマ楽曲を繋いだメドレーからスタートした本プログラム。誰もが一度は耳にしたことのあるメロディに、開演直後から会場は期待感に包まれました。
あたたかなオレンジ色の光の中、ファゴットの旋律から始まる「楓」。 実はファゴットには楓の木が使われているのだそう。 ヴァイオリンやヴィオラの弦の動きに、ドラムのリズムが重なっていく様子は、ドラム編成を取り入れているチルクラシックならではの魅力を感じさせました。
今回のプログラム順に合わせて、新たに編曲が加えられた「きらり」。躍動感のある、まるで踊っているような指揮に引き込まれるように、自然と身体を揺らしながら楽しむお客様の様子も見られました。
オレンジ色の灯りに包まれた、チェロ、ヴァイオリン、ピアノの3名編成による演奏の「Hello,Again~昔からある場所~」。 静かでやさしい空気が会場を包み込み、ひとつひとつの音を見逃さないようにステージを見つめるお客様の姿がとても印象的でした。
武道館3
チェロ:結城貴弘さん ヴァイオリン:ビルマン聡平さん ピアノ:中山博之さん

<横浜武道館から始まった“楽器紹介”>

中盤のMCでは、いまやチルクラシックの定番となった「楽器紹介コーナー」も。 実はこの企画、昨年の横浜武道館公演からスタートしたもの。 指揮者・平川範幸さんによる進行で、今回はオーボエとハープが紹介されました。 オーボエでは“チューニングの最初の音”として知られる特徴的な音色とともに、ジブリ作品の有名曲を披露する回も。 さらにハープでは、チルな音色にぴったりなディズニー作品の楽曲演奏も行われました。 来場回によって披露楽曲が変わることも!毎公演ごとの楽しみのひとつとなっています。
楽器を紹介をしていただいたのは、オーボエ・神農広樹さん、ハープ・池城菜香さんでした。

<後半へ向けて高まる熱量>

「Pretender」から始まる後半。 ピアノとサックスの掛け合いが印象的な場面では、思わずカメラも楽器へ寄りたくなるような、引き込まれる演奏が繰り広げられました。
ラップを含む「花」。 同じ音程でも、各楽器が“歌う”ように表現することで、それぞれの奏者の個性が楽しめる一曲です。
そしてラストは、「夜空ノムコウ」「若者のすべて」と、歴代公演でフィナーレを飾ってきた人気楽曲が続き、最後は「Tomorrow never knows」。 ピアノとヴァイオリンによる華やかな導入から始まり、楽器紹介でも音色を披露したオーボエが最初のメロディを奏でます。 サックスソロ、ヴァイオリンソロによる歌い回しのあと、伸びやかな大サビのメロディが会場いっぱいに広がり、空間全体が解き放たれていくような空気に包まれました。
それぞれの楽曲に重なる思い出や、奏者たちの感情が響き合うような演奏に、会場全体が包み込まれていくフィナーレとなりました。
武道館4
チルクラシックコンサートでは、楽器が歌のメロディを奏でます。
歌詞を思い出しながら聴く方。 思い出に浸りながら聴く方。 奏者の演奏に釘付けになる方。 目を閉じ、その瞬間の音楽を浴びる方。 一緒に来た方と感想を共有しながら楽しむ方。
歌詞がないからこそ、自由に音楽を受け取り、自分だけの景色を重ねているようにも感じられました。
平川さんのMCでも語られていた通り、“オーケストラとお客様の距離が近く同じ時間を共有している感覚”が特に強い横浜武道館。 中山さんの想いでもある、“最後は会場でのオーケストラの演奏とその場のお客様で完成するもの”を、より強く感じられる公演となりました。
また、コンサートマスター・ビルマン聡平さんからの紹介もありましたが、各公演に出演する約30名の出演者は、オーケストラでの活動をはじめ、著名アーティストのライブやレコーディングなど、さまざまなシーンで活躍されています。ぜひ各公演で公開しているプロフィールもチェックしてみてください。 武道館公演の出演者のみなさまのプロフィールはこちらから
横浜武道館からも近い、横浜大さん橋ホールでの9月、10月、11月公演のプログラムが発表&チケットの申し込みが開始となりました! ただいまLINE友だち限定の最速先行(抽選)実施中です。
「CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE -Musical Collection-」 日付:9/5(土)・6(日) 公演詳細はこちら
「CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE -1990s&2000s Memories Collection-」 日付:10/24(土)・25(日) 公演詳細はこちら
「CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE -Classic Selection-」 日付:11/28(土)・29(日) 公演詳細はこちら
公式LINEから送られる申込みリンクまたはバナーからご応募ください。 https://lin.ee/9LPxCEJ

<ご来場いただいた皆様のご感想>

アンケートよりいただいたご感想の一部を紹介いたします。
「初めてでしたが、想像をはるかに超える素晴らしさでした。リラックスした空間の中で、生演奏による知っている曲の数々を楽しむことができ、本当に“チル”なひとときを過ごせました。 ぜひ他の回にも参加してみたいと思い、今後も足を運ぶ予定です。 心に残る素敵な演奏を、本当にありがとうございました。」
「初めて参加しましたが、会場内の照明やスモークがよりチル感を出していて、オーケストラの皆さんの音楽が流れ始めるとうわ〜!となりました! 今までオーケストラは固いイメージがあり、気軽に行っていいのかな、、?と思いがありましたが今回のコンサートでオーケストラのイメージが変わりました! 知っている曲がたくさんで、楽器のことも知ることができ楽しかったです!」
「初めてのオーケストラコンサートでした。とてもドキドキしながら会場に入ったら会場内の雰囲気がとても良く、もっと期待値が上がりました!始まったら内容もとてもよく、すごく綺麗な音色にうっとりしてしまいました……。演奏者の方々もとてもカッコよく見惚れていました。ビーズクッションに座りながら飲食しながらくつろいで聴けるコンサート、とてもとても素敵でした。 初めてがこのチルクラシックコンサートで良かったです。今後もチルクラシックコンサートには行きたいと思えたし、これを機に本格的なクラシックのコンサートにも行ってみたいです!とても素敵な空間をありがとうございました。」
「元々クラシックに興味がありましたがなかなか行く機会がなく、今回ラフな形で聴かせていただけるというのに魅力を感じて行かせていただきました。懐かしい曲から最近の曲、またクラシックならではの大好きなカノンまで聴けて本当にたっぷり詰め込んだステージで最高でした!企画をしていただけたスタッフの皆様や演奏者の方々本当にありがとうございました!また是非行かせていただきたいです!」

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