2026.05.18レポート

CHILL CLASSIC CONCERT -CINEMA COLLECTION 2026- KOBE 公演レポート

2026年5月2日(土)・3日(日)・4日(月・祝)の3日間、「CHILL CLASSIC CONCERT -CINEMA COLLECTION 2026-」が神戸国際展示場 2号館1Fコンベンションホールにて開催されました。
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本公演は、アクション・ファンタジー・恋愛・アニメなどジャンルを越えて、名作映画の音楽を厳選した特別プログラムです。3日間・全8公演にわたり、多くのお客様にご来場いただき、会場は終始あたたかな空気に包まれました。 今回は、その公演の様子をレポートとしてお届けします。

<開演前のチルな空間>

会場に足を踏み入れると、やわらかな照明と芝生の空間が広がり、日常からふっと切り離されるような感覚に包まれます。 リクライニングチェアやビーズクッション、ハンモックに身を預けながら、開演前の時間をゆったりと過ごす来場者の姿が印象的でした。ドリンクやフードを楽しみながら会話を交わす方、静かに目を閉じて音楽を待つ方など、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。 これから始まる“映画の世界”への期待が、会場全体に静かに広がっていくようでした。
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<前半>

1.OH PRETTY WOMAN 2.You’ve Got a Friend in Me 3.Mamma Mia 4.Summer (作曲:久石譲 編曲:中山博之) 5.Can't Help Falling in Love 6.MY HEART WILL GO ON 7. 「BEAUTY AND THE BEAST / OVERTURE / TRANSFORMATION」 メドレー
軽快なリズムとともに「OH PRETTY WOMAN」で幕を開けた本公演。 一気に場の空気がほぐれ、自然と身体が揺れるような心地よいスタートとなりました。 続く「You’ve Got a Friend in Me」「Mamma Mia」ではさらに明るく開放的な雰囲気に。 序盤は来場者の気持ちをゆっくりと解きほぐしていくような、軽やかな流れが印象的でした。 「Can't Help Falling in Love」は、中山さん(ピアノ奏者)とビルマンさん(コンサートマスター)によるデュオで披露されました。 ビルマンさんの奏でるヴァイオリンは、まるで歌声のようにやわらかく滑らかで、一音一音がやさしく会場に染み渡っていきます。それに寄り添うように重なる中山さんの演奏が、楽曲にさらに深みとあたたかさを与え、空間全体を穏やかに包み込みました。 本楽曲は、チルクラシックの編曲を手がける中山さんが、「ビルマンさんならどのように奏でるか」を思い描きながらアレンジした特別な一曲。奏者同士の信頼関係や音楽的対話が感じられる、まさにこの編成ならではの時間となっていました。 なお、中山さんの編曲に込められたこだわりや制作背景については、編曲秘話として公開されています。あわせてお楽しみください!
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演奏の合間には、指揮者・平川さんと中山さん、ビルマンさんによるMCコーナーも。 楽器をご紹介してくださったのは、オーボエ・髙島美紀さんでした! さらに、今回は「チェレスタ」も中山さんが紹介。珍しい楽器ですが、紹介のために演奏されたメロディを聴いて、会場の皆さんも「あの曲の音はこの楽器だったんだ!」と納得の表情を浮かべていたのが印象的でした。 奏者の方々による即興演奏も相まって、オーケストラをより身近に感じられる楽しい時間となりました。

<後半>

8.BACK TO THE FUTURE 9.「Buckbeak's Flight/HEDWIG’S THEME/Nimbus2000」メドレー 10.Part of your world 11.A WHOLE NEW WORLD 12.BOHEMIAN RHAPSODY 13.I Don’t Want to Miss a Thing 「BACK TO THE FUTURE」では一気に空気が切り替わり、照明も相まって疾走感のある展開に。リズミカルで力強いサウンドが会場を駆け抜け、思わず前のめりになるような高揚感に包まれます。 続く『ハリー・ポッター』メドレーでは、チェレスタが織りなすきらめく音色とともに、幻想的でどこかミステリアスな空気へと一変します。あの印象的な旋律が流れた瞬間、思わず息をのむような静けさが会場を包み込み、それぞれの中にある物語の記憶がゆっくりと呼び起こされていきます。 楽曲が進むにつれて、まるでホグワーツの世界を巡っているかのような感覚に。気がつけば、会場全体が静かにその世界観へと引き込まれていました。 まさに、音楽によって魔法がかけられたようなひとときでした。 「Part of your world」では夢見るようなやさしい時間が流れ、「A WHOLE NEW WORLD」では再びロマンチックで広がりのある世界へ。 音楽とともに情景が浮かび上がるような、心地よい没入感が続きます。
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そして前半ラストの「I Don’t Want to Miss a Thing」。 壮大なメロディとともに感情が一気に高まり、会場全体が包み込まれるような一体感に。 特にこの楽曲では、あの名シーンを思い出し、静かに涙をぬぐうような様子も見られ、強く印象に残る締めくくりとなりました。
チルクラシックでは、それぞれの楽器にスポットが当たります。30人で演奏していると思えないほどの迫力を感じる瞬間もあり、初めてクラシックを体験する方にも楽しんでいただけるような、中山さんのこだわりが随所に施されています。

<MC・アンコール>

アンコールでは、毎回恒例になっている、お客様の拍手の大きさによって演奏曲が決まる参加型の即興演奏コーナーへ。 ①「YESTERDAY」 ②「YOU RAISE ME UP」 ③「THINKING OUT LOUD」 名曲ばかりで、どれに拍手をするか悩む声も聞こえました。 8公演中、5公演は「YOU RAISE ME UP」が選ばれ、中山さんとビルマンさんのデュオによる美しい即興の演奏が披露されました。
今回は、様々な映画音楽で構成されたプログラムで、冒険をしたり、魔法の世界に入り込んだり、闘ったり、時には涙したり…と様々なシーンが蘇る時間になったのではないでしょうか。映画音楽の美しさ、そして力強さをオーケストラの生演奏で全身で感じられる時間をお届けしました。
CHILL CLASSIC CONCERTは2026年、全国で公演をします。 横浜大さん橋ホールでの9月、10月、11月公演のプログラムが発表&チケットの申し込みが開始となりました! ただいまLINE友だち限定の最速先行(抽選)実施中です。
「CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE -Musical Collection-」 日付:9/5(土)・6(日) 公演詳細はこちら
「CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE -1990s&2000s Memories Collection-」 日付:10/24(土)・25(日) 公演詳細はこちら
「CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE -Classic Selection-」 日付:11/28(土)・29(日) 公演詳細はこちら
公式LINEから送られる申込みリンクまたはバナーからご応募ください。 https://lin.ee/9LPxCEJ

<ご来場いただいた皆様のご感想>

アンケートよりいただいたご感想の一部を紹介いたします。
「誰もが知ってるバイオリンやピアノだけがメインに奏でる訳ではなく、素人には馴染みのない楽器でも曲によってはメインで音が聴けるんだと驚きと共に楽器ごとに奏でる音の違いがとても理解し易かったです。また距離が近いこともあり、音だけ聴いていればどの楽器か素人には区別が付かない所も、指や腕の動きでこの楽器の音だと分かり楽しかったです。」
「今の時代、スピーカーやイヤホンを通して音を聴く機会が大半で、色んな楽器で音楽が作られていると分かりながらも、一つの音として認識する事が多かったのですが、オーケストラでは、低い音程を奏でる楽器の下支えがありながら、バイオリンの綺麗な音色が響くなど、各楽器の奏でる音が層となり一体となる様は圧巻の一言でした。」
「今日は音楽初心者の夫を連れて行きました。終了後の夫の感動コメントの熱弁1時間ほどを、演奏者の方々に聞いていただきたいくらい、心から楽しんでくれました。初心者でも音楽を楽しみやすい環境(寝そべって聴ける、飲み物を飲みながら)、親しみのある音楽、LINEから見れる楽器の配置の紹介、実際に見ながら紹介してくれた楽器の種類、演奏を間近で見れることでどの楽器がどんな音を出してるのか目で見て聴けること、演奏者の表情、音に合わせた演奏者の弾き方など‥クラシックや楽器に無知な夫でも見どころ満載で、「久しぶりにいい時間を過ごすことができた」と言ってくれました。 全く同じセットリストであっても、もう一度聴きに行きたい。そんな素晴らしい時間をいただきました。また必ず夫婦で チルクラシックを聴きにこようと約束し今から楽しみです( ˆ ˆ )素敵な時間をありがとうございました♡♡」
「身近にクラシックコンサートを感じることができて、すごく楽しかったです!また観に聴きに行きたいと思います! すごく楽しくて、癒されてあっという間の時間でした。演奏中の皆さんの真剣な顔、指揮中の平川さんの楽しそうな、奏者に話しかけるようなコンタクトの取り方会話が聞こえてきそうでした。オーケストラっていいなーと再認識したコンサートでした!本当にありがとうございました!お疲れさまでした!有馬温泉行って疲れを癒してステーキ食べてまた頑張ってくださいね!」

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