2026.01.28レポート
CHILL CLASSIC CONCERT -CINEMA COLLECTION 2026- CHIBA 公演レポート

1月24日(土)・25日(日)、幕張メッセ 幕張イベントホールにて「CHILL CLASSIC CONCERT -CINEMA COLLECTION 2026-」が開催されました。
今回は、映画音楽(シネマ)をテーマにした特別なプログラム。
その公演の様子をレポートとしてお届けします。
<開演前のリラックスタイム>
会場に足を踏み入れると、そこには非日常的な空間が広がっていました。 芝生の上にはビーズクッションが、ハンモックやリクライニングチェアも広い会場に並び、開演前から思い思いのスタイルでくつろぐお客様の姿が見られました。
開演の時を告げる「OH PRETTY WOMAN」が始まると、パッと会場の電飾が灯ると同時に、広い会場いっぱいに豊かで奥行きのある音楽が満ちていき、映画の世界への旅が始まりました。
<前半:名作映画の世界へ>
1. OH PRETTY WOMAN
2. You’ve Got a Friend in Me
3. Mamma Mia
4. Summer (作曲:久石譲 編曲:中山博之)
5. Can't Help Falling in Love
6. MY HEART WILL GO ON
7. BEAUTY AND THE BEAST /OVERTURE/ TRANSFORMATION メドレー
幕開けを飾ったのは「OH PRETTY WOMAN」。「一曲目だったので船出のドラをイメージして、原曲にはないティンパニをドーンと叩くところを入れたりしてます。」 とプログラム順にも合わせて、編曲した裏側を中山さんが語ったアレンジ秘話も必読です。続く「You’ve Got a Friend in Me」でも、親しみやすいメロディが会場を温めます。
「Mamma Mia」では、指揮者・平川範幸さんの軽快な指揮が際立ちました。楽しげにタクトを振る姿とオーケストラの演奏がリンクし、会場全体が高揚感に包まれました。
そして、夏の名曲「Summer」。 冒頭、ヴァイオリンのピチカート(指で弦をはじく奏法)から始まり、そこから弓で奏でる美しい音色へと移り変わる瞬間は鳥肌もの。
編曲・中山博之さんのピアノと、コンサートマスター・ビルマン聡平さんのヴァイオリンによるデュオでお届けした「Can't Help Falling in Love」も、お二人の息の合った演奏が素晴らしく、しっとりと聴き入る時間となりました。
前半のクライマックスは「MY HEART WILL GO ON」。 ピッコロの繊細な音色から始まり、徐々に壮大かつ迫力あるアンサンブルへと展開していく構成に、会場中が映画のワンシーンに引き込まれるようでした。繊細な響きから壮大な世界観まで、オーケストラのダイナミクスを存分に味わえる一曲でした。
<MCコーナー>
演奏の合間には、指揮者の平川範幸さん、ピアノ&編曲の中山博之さん、コンサートマスターのビルマン聡平さんによる軽快なトークが展開。
そして、毎回好評をいただいている楽器紹介のコーナーへ。
今回は、オーケストラに温かみや彩りを加える「木管楽器」にスポットが当たりました。
牧歌的な音色の「オーボエ」、広い音域を持つ「クラリネット」、そして低音で支える「ファゴット」、ジャジーな魅力も持つ「サックス」、そして、煌びやかな高音の「フルート」が紹介されました。
ご紹介いただいたのは、大庭さん、福島さん、垣内さん、田中さん、泉さんでした!
さらに今回は、「チェレスタ」(ピアノのような鍵盤楽器で、金属板を叩いて優美な音を出す楽器)を中山さんがユーモアたっぷりに紹介する一幕もあり、会場は大いに盛り上がりました。
それぞれの楽器が持つ音色の違いや魅力を、実演を交えて披露してくださるこのコーナー。
単なる紹介にとどまらず、その楽器の音色が際立つ楽曲を本気で演奏してくださるため、会場からは感嘆の声も上がっていました。
楽器それぞれの個性を知ることで、その後の演奏がより深く楽しめるのもチルクラシックならではの魅力です。
<後半:心震えるドラマと壮大な世界観>
8. BACK TO THE FUTURE
9. Buckbeak's Flight / HEDWIG'S THEME / Nimbus2000 メドレー
10. Part of your world
11. A WHOLE NEW WORLD
12. BOHEMIAN RHAPSODY
後半も映画史に残る名曲たちが続きます。 「BACK TO THE FUTURE」では、打楽器のリズムから管楽器が高らかに鳴り響く展開で、ワクワクするような冒険心を掻き立てられました。
魔法の世界へ誘う「ハリー・ポッター」のメドレーでは、冒頭にチェレスタが登場。あの「お馴染みのメロディ」がチェレスタの神秘的な音色で奏でられると、会場の空気も魔法にかかったように変化しました。
<アンコール>

恒例となっている「お客様の拍手で選ぶアンコール」コーナー。 今回は、映画の余韻に寄り添う以下の3曲が候補に挙がりました。
① YESTERDAY ② YOUNG AND BEAUTIFUL ③ THINKING OUT LOUD
お客様の拍手の大きさでその公演の演奏曲が決まるこの企画。 どの曲も甲乙つけがたい素晴らしい候補ばかりで、会場のお客様も選ぶのに頭を悩ませていらっしゃいました。
どの曲の演奏も、中山さんとビルマンさんのデュオ編成でお届け。 ピアノの上でヴァイオリンが歌うように響き渡る美しい旋律に、会場全体が息を呑んで聴き入る、贅沢なひとときとなりました。
映画音楽(シネマ)をテーマにお届けした今回の公演。 ハラハラする冒険の旅から、心温まる愛の物語まで、数々の名作の世界をオーケストラの生演奏と共に巡りました。
いつもの映画鑑賞とは一味違う、リラックスした空間で全身で音を浴びる体験。 チルクラシックらしいアレンジと編成で演奏されることで、曲が本来持つ壮大さはもちろん、繊細な響きまでもが際立ち、映画のワンシーンや、当時の思い出の感情が鮮やかに呼び起こされるひとときとなったのではないでしょうか。
毎回オリジナルのプログラムでお届けする横浜・大さん橋ホールでの公演が2/8(日)までLINE友だち限定先行受付中。
シリーズ初となる「Love Song Selection(4月)」をはじめ、「1980’s(6月)」「2020’s(7月)」の年代別ヒットソング特集など、新しいプログラムをお届けします。
人気席は先行で売り切れてしまいますので、ぜひこの機会にお申し込みください。
また皆様と会場でお会いできることを、心よりお待ちしております。
<ご来場いただいた皆様のご感想>
アンケートよりいただいたご感想の一部を紹介いたします。
「とてもリラックスして聴くことができました。初めてのクラシックでしたが、敷居が低く今後も当選できたらまた来たいです。次の公演も楽しみにしております!」
「初めての参加です。とても良かったです。リクライニングチェアで微睡のような感覚の中何度も観た映画のシーンを思い出し涙が出てきました。素敵なコンサートをありがとうございました。」
「初めてコンサートに行きました、クラシックを聴くのも初めてで、とても良い経験になりました、すごくリラックスした時間を過ごせて嬉しかったです。今回は母と来たので、次は友人を誘ってきたいなぁと思います!」
「クラシックが好きで、コンサートに行ってみたい気持ちはあったのですが、敷居が高いイメージがありなかなか行けず…。今回チルクラシックさんのコンサートを初めて聴き、オーケストラの演奏を気軽に聴けるのが良いなと思いました。ディズニーや映画音楽など、みんなが知っている曲が聴けるのが良かったです!リラックス&楽しい時間をありがとうございました!」
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